〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□ 「たまネ通」00332号 2002/05/02(木)  【だれだって自分の仕事は楽したい・・・可能なかぎり・・・】 □〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆雑誌情報 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◇ALLMAN http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1848.html  ★新連載・巻頭カラー "きららの仕事" 橋本孤蔵+早川光  ☆2話掲載 "P女子寮のネコ" とみさわ千夏  ☆扉絵カラー "戦海の剣" 天沼俊 ◇コミックバンチ http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1847.html  ★新連載・巻頭カラー "レムリア -海の黙示録-" 岸大武郎 ◇少年マガジン http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1849.html  ★新連載・巻頭カラー "ジゴロ 次五郎" 加瀬あつし  ☆読切・前編・巻中カラー "つんく♂物語" 杉山真弓 ◇ビッグコミックスピリッツ  http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1844.html  ☆扉絵カラー "昴 スバル" 曽田正人  ☆2話掲載 "THE3名様" 石原まこちん  ☆月一掲載 "Heaven?" 佐々木倫子  ☆巻中カラー "つゆダク" 朔ユキ蔵 ◇週間漫画TIMES http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1852.html  ☆巻頭カラー "蔵の宿" 西ゆうじ+田名俊信  ★新連載・巻中2色カラー "ギラギラ生きる" 左京景+高木健次  ☆巻中2色カラー "茗荷谷なみだ坂診療所" 向後次雄+宇治谷順 ◇漫画サンデー http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1846.html  ★4週連続登場 "霊探偵 源内" 久保田眞二  ☆シリーズ掲載・巻中カラー "スネークMAN" 郷力也+東行一志 ◇漫画ゴラク http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1851.html  ☆巻頭カラー "ミナミの帝王" 郷力也+天王寺大  ☆巻中カラー "東京カルメン" 花小路小町  ☆シリーズ掲載 "キャット・ウォーカー" 細野不二彦 ◇ヤングマガジン http://www.manganetto.com/detail/zasshi/mag1850.html  ☆シリーズ掲載・巻頭カラー "莫逆家族" 田中宏  ★最終回 "おっぱいジョッキー" 木山道明+チャーリー☆正  ☆27号より連載 "妹は思春期" 氏家ト全 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆「たまネな日記帳」 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-  中古ゲームソフトの売買に関する最高裁の判断が下りました。  これは、中古ソフト販売業者と著作権を持つゲームソフト会社側で争われて いた裁判です。ゲームソフト会社側は、ゲームソフトに頒布権(流通をコント ロールする権利。映画の配給はこの権利の元に行なわれています。)があり、 中古ソフトを著作権者の許諾なしに売買することは出来ないと主張していまし た。著作権は著作肖像権や著作隣接権といった複数の権利で構成されます。そ の中の一つに頒布権があるわけです。  この裁判は、東京と大阪の高裁と地裁で争われてきましたが、各々判決が異 なり最高裁の判断が注目されていました。  詳しくは、  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/biztech/gen/182325 を参照下さい。  最高裁の判断は、ゲームソフト会社に頒布権があることを認めましたが、販 売後は頒布権が喪失するとしました。  この判決は、中古ゲームソフト会社側の前面勝訴ともいえる判決です。一旦、 販売されたソフトはその後自由に売買できるわけですから、ゲームソフト会社 側の主張である販売の差し止めや売買時に権利料の支払いをする必要はなくな ります。  ここで勘違いをしないで頂きたいのですが、頒布権が喪失したからといって 無制限にコピーできる訳ではありません。著作権そのものが消えるわけではな いので、コピーを売買したり配布したり映像を流したり(放映したり)するこ とは出来ません。  著作権は、その権利が強大でいつまでも有効だったりしますので消費者側に 不利と感じる事も多いのですが、今回の頒布権喪失はゲームソフト会社の収益 を間違いなく悪化させますので、ソフトの質が落ちたり、販売価格が上がった りする可能性があり結果として消費者に不利に働く可能性があります。  一見、強大な著作権に風穴を開けたようにも見えますが、実際にはどうなの か疑問を感じる部分です。 みなさんは、どう思いますか? (たか) P.S. 個人的には世界各国の著作権法は強すぎると思うな。農家の人が大根を作って も価格統制して売れない(市場で需要と供給のバランスで価格は決まる。決して 掛かったコストで価格は決まらない)んだから、著作物も最初の販売からして 価格を統一し頒布権がつくこと自体がおかしいと思う。 買い手の意志が価格に反映できるシステムになって初めて著作者と消費者の立 場が対等で、その後に著作者の権利の保護を考えるのが社会的に正しい姿だと 思うな僕は・・・。消費者がいて初めて著作者はメシが食えるので、消費者の 立場がもっと強くても良いはずだ・・・。 (かね) □〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□ 「たいてい日刊★まんがネット通信」 発行 http://www.manganetto.com/ ■発行人 "かねやん"(kane-yan@manganetto.com)  〒584-0042 大阪府富田林市北大伴町3-2-36  まんがネット  TEL・FAX:0721-24-1447 ■流通媒体 まぐまぐ http://www.mag2.com/ ID:46156 ■無料配信の登録・解除はこちら  http://www.manganetto.com/mail/touroku.html ■情報提供・問い合わせはこちらまで  webmaster@manganetto.com ■本メールの掲載内容に誤記等があった場合でも、それらによって発生した損  害には当方では一切の責任を負えません。  情報ご利用の場合は正確を期すため、本誌の情報を確認下さい。 □〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□〓□