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 更新 :2005/04/17 13:15
かねやん企画
本棚の片隅
まんが談義


RUSH 第5回へ 第7回へ

作品名 RUSH
作者 新田真子
原作者 ------
総巻数 2巻
掲載雑誌 不明
出版社 久保書店
第1巻
初版日
1987/12/30
評価 画質 ☆☆★★★
ストーリー ☆☆☆★★
キャラクター ☆☆☆★★
オリジナリティー ☆☆☆☆★

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「かねやん」のーと

『VAとは・・・
VARIABLE TRANCEFORMABLE ARM-DROID(自在可変兵装ロボット)の略。
その本体は"力場閉鎖効果プログラム"(通称フェントンエフェクトプログラム)の応用で"力"そのものが擬似物質(みせかけの、物質のふりをしている力場)を形成してそれによって構成される。
力場閉鎖効果プログラムは正多面体に形成した力場をその軸方向に折りたたんでいくことによって・・・・』

のっけから、訳わかんない事書いてますが、本作に登場する人型兵器"VAシリーズ"についての設定です。
当然の事ながら内容については現実の科学を元にしない空想設定ですが、この様な空想設定を真面目に解説する辺りが、私の様なSFオタクにはたまりません。

本作は最近はあまり作品を発表されない新田真子(しんだまね)さんの初の長編作品だと思われます。(確証無し)
物語はSFの定番としてある程度未来に設定されていますが、正確な時代考証はされていません。まあ、そんな事を気にする作品でもありません。

さて、内容は・・・
特務機関のエージェント"マニ"(超能力者)と"テデスコ"(サイボーグ)は捜査のためゴミ集積処理場に赴きますが、そこでバニーガール姿の女の子(アリシア)を発見します。後に分かることですが彼女は軍の開発した新型兵器VAシリーズの試作品だったのです。軍の研究所の清掃ロボットの手違いで研究所からゴミ処理場に送られ、マニに見つかった事で特務機関、犯罪科学者、軍、VA開発者を巻き込んだドタバタSFコメディーが展開されます。

まあ、ドタバタSFとは言っても"ハイパークラブ"等を描かれた新田さんのこと、あちらこちらに空想科学設定の解説がデルワデルワ、ビーム兵器や空間破壊兵器等など、SF好きじゃないとちょっと食傷気味になるほどです。
(^^)
キャラクターの設定ミスとも思えますが、VA-1(アリシア)とVA-3(シンシア)のキャラクター見分けがつきにくく(カラーなら見分けがつくけど、通常ページ部分ではセリフが無いと見分けが・・・)、読者に混乱を招く部分も有るのですが、まあ、初期の習作としては十分に作品の品質は保たれています。
2巻は「RIOT」と言う題目の単行本で刊行済みですが3巻は「RAGE」と言う題目で出版予定のまま出版されていませんので、作品は未完のままですが、それでも読んで損はしない作品だと思います。


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